津波警報を知る!3種類の警報と注意報の意味とするべきこと!

津波はとても恐ろしい自然災害です。

地震の発生に伴い、海が凶器に
変わってしまうのです。

そんな津波から身を守るための大事な知識の一つが
「津波警報・注意報」について
知っておくこと、になります。

警報などが発令されても、その意味を知らないと
「警報~?ふ~ん」で終わってしまい、
結果的に警報が意味をなさなくなってしまう可能性も
充分に考えられます。

津波から身を守るためにも、しっかりと
その意味は知っておかなくてはなりません。

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警報と注意報の種類

津波に関する警報・注意報は3種類ほど存在しています。
それらの意味を知っておき、警報などが発令された場合に
関しては、身を守るための行動を最優先で行っていく
ことが命を守るための大切なポイントになるのです。

3種類の警報・注意報とは、
「大津波警報」
「津波警報」
「津波注意報」
この3つになります。

これらの意味を正しく理解していきましょう。

津波注意報

まず、「注意報」から。
3つ存在する中では、一番軽いものですが、
油断はしてはいけません。

これは、
予想される津波の高さが高いところで0.2m以上、
1m以下の場合であって、津波による災害のおそれがある場合。
に発される注意報になっています。

海の中では波に巻き込まれる恐れがあるとされ
小型の船などは転覆の危険があります。

対応方法としては
「海の中にいる人はただちに海から上がり避難(海岸から離れる)」
というものになります。

陸上に居る人に対しては、注意報では言及されていませんが、
念のため、情報に注意しながら行動を行うようにしましょう。
注意報が出る、ということは実際に津波が到達する
可能性は高い、ということです。
避難は海の付近以外については言及はされていませんが、
地震の後など、有事の際には、出来る限り避難の準備、
可能であれば高台に移動しておくことが
安全のための行動になります。

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津波警報

津波警報は、下記の場合に発令されるものです。
その内容とは、

予想される津波の高さが高いところで1mを超え、3m以下の場合。

というものになります。

標高の低い所には津波がやってきて、
それによる浸水被害が発生する可能性があり、
また、人が津波に流されてしまう可能性もあります。
実際に津波による被害が発生する可能性が
津波注意報よりもはるかに高くなっている状態なので、
津波警報が出ている場合に関しては、なるべく早めに
高台への避難や頑丈な高い建物への非難を心がけるようにしましょう。

一応、気象庁のほうでは
「沿岸部や川沿いにいる人はただちに避難してください」と
なっていますが、確実に身の安全を守るためには、
津波が到達する可能性のある場所では高台に
避難しておいた方が良いかと思います。

「あ!これはダメだ!」と思ってからでは
逃げ切れないのが津波ですから…。

大津波警報

最大限の警戒が必要な警報が、この”大津波警報”になりますね。
大津波警報は非常に大きな危険が迫っている状況ですから
ただちに行動を起こすことが重要になります。

この大津波警報が発される基準は、

予想される津波の高さが高いところで3mを超える場合。

となっています。
「特別警報」にも分類されており、非常に危険な状態と
なっているので、最新情報をしっかりとチェックし、
ただちに避難を行いましょう。

大規模な被害が出る可能性があり、
建物の全壊や水没、
人的被害などが発生します。

大津波警報が発令された場合に関しては
どんな状況下でも、可能な限り素早く高台や
頑丈な高い建物へと避難して、身の安全を図ることが
大切になります。
とにかく、命を守る行動を最優先するようにしましょう。

ちなみに、木造の建物では津波に耐え切れず、全壊、
そのまま流される可能性がありますから、
もしも建物に逃げ込むのであれば鉄筋の頑丈な
建物に逃げ込むことです
(高さのない建物は避けて下さい)

注意報や警報が出たら…

注意報や警報が出た場合…
基本的には、逃げることを心がけた方が良いかと思います。
大津波警報が出ていなければ大丈夫なのか?と言えば
必ずしもそうではありません。

特に、地震災害などがあった時に関しては
注意報・警報何が出ていたとしても、
なるべく早く高台に避難するようにした方が
確実です。

津波から身を守る、ということは時間との勝負になります。
もしも、津波が迫った時にようやく身の危険を感じても、
もう遅い、なんてことにもなり得ません。

そのため、注意報や警報が出たら
即座に避難のための行動をとることが大切になります。

もちろん、津波警報などが出ても何も起こらないこともあります。
ですが、何も起きなければ起きないで、それはそれで
むしろ幸せなことですし、
避難しておけば、万が一の際にも身の安全を守ることが
できますから、避難しておくに越したことはないのです。

まとめ

津波は本当に危険な自然災害です。
人間は自然災害の前では無力、ということを
よく分からせてくれる存在と言っても良いでしょう。

しかし、人間は津波に立ち向かうことはできなくても、
津波から逃げることはできます。

地震災害時などの避難経路や
津波が想定される際に安全とされる避難場所などを
日頃からしっかりと確認しておき、
万が一の際には、すぐに防災グッズ共々逃げられるように
しておくことが安全のための秘訣です。

警報に関してもしっかりとその意味を覚えておき、
そういった警報が出たら
「警報なんて気にしなくても平気だろ?」ではなく、
ただちに安全のための行動をとるようにして下さい。

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