雷から家電を守るためのポイント!直撃しなくても家電は壊れます!

身近な家電製品・・・。
自宅の中には様々な家電で満ち溢れていると思います。

しかし、雷が鳴っている際は家電の
取扱に注意しなくてはなりません。
何故なら、落雷によって家電はいとも簡単に
壊れてしまう可能性があるためです

私も実際に、落雷によってお店で働いていた時代に、
テレビやレジなどを破壊されたことがあります。

そうなってしまわないために、家電を雷から
守っていくためのポイントをご紹介します!

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雷が鳴ってきたら気をつけるべきこと

雷が鳴ってきたら、自分の身を守ることなどにも
気をつけなくてはいけませんが、
ご自宅の家電にも気をつけなくてはいけません。
雷が直撃などすれば、当然、家電は壊れてしまいます。

が、雷なんてそうそう家に直撃するものではないだろう、
と思っている人は居るかと思います。
しかしながら、雷が直撃しなくても、家電が壊れる可能性は
あるのです。

雷が自宅に直撃しない場合でも、周囲に落ちた雷が原因で
落雷時、電線などの高い所にあるものに瞬間的に有害過電圧や過電流が
生じてしまい(これを雷サージと言います)それが
電話線、電線、アンテナ、待機中などを経由して、
自宅内に侵入し、家電を故障させてしまうのです。

そのため、ある程度遠くに雷が落ちたとしても、
この雷サージによって家電製品を破壊されてしまう可能性が
あるのです。
そんなことあるの~?と思う人もいるかもしれませんが、
これは実際にあることで、
今までに一度も家電が壊れたことがない!という人でも
それはたまたまであり、
どのご家庭でも、この雷サージによって家電が破壊
される可能性はあるので、そのことだけは覚えておかなくては
なりませんし、警戒しなくてはなりません。

今まで大丈夫だったから!なんて言っていて、
ある日、突然家電が壊れてしまった!なんていうことに
なってしまい、後悔しても、遅いです!

では、どのように対策すれば良いのか、ということを
書いていきましょう。

コンセントからケーブルを抜いておく

落雷の際に発生する雷サージから家電を守るための
一番最適な方法は、コンセントからケーブルを抜いておくことです。
コンセントにケーブルが繋がっていなければ、雷による電流が、
家電に流れ込むことはなく、家電を守ることが可能です。
そのため、使っていない家電はコンセントから抜いておくことを
おすすめします。
使っていないのに、雷で壊れてしまったら大損ですからね。
普段から、あまり使わない家電は、コンセントにさしっぱなしに
するのではなく、ケーブルを抜いておくようにしましょう。

また、雷が鳴ってきた場合、前述の雷サージにより
家電が壊れてしまう可能性があるため、
できる限り、家電のケーブルは抜くことをおすすめします。
例えば使用中のパソコンなどがある場合、できる限り早めに
パソコンの作業を中断して、コンセントからケーブルを
抜くようにしてください。
でないと、本当に雷によって壊されてしまう可能性があります。

加えて、油断してはならないことは
”電源を切っていてもコンセントに接続されていれば同じ”
だということは忘れないようにしましょう。
例え、家電の電源を切ってあったとしても、
コンセントが接続されている場合、そこから電流が
流れてきて、家電は壊れる可能性があります。
そのため、”使っていない家電”
”電源は切ったけどコンセントは抜いていない家電”に
関しても注意する必要があります。

どうしてもコンセントえお抜いてしまうわけにはいかない
家電もあるかと思いますが、それ以外の、
抜くことのできる家電に関しては、全てコンセントから
ケーブルを抜くことが一番の対策となります
アンテナ線や電話線、LANケーブルなどからも電流は
伝わりますので、これらも抜いておくと確実です。

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雷ガードのタップを利用する

現在では、雷ガードの機能がついた電源タップが
多数発売されています。
雷サージ対策機能がついたタップであれば、
もしも、雷サージが発生した場合であっても、
家電を故障から守ることが可能です。

この雷ガード機能のついているタップは、
現在では多数発売されており、ホームセンターやネットなどでも
簡単に購入することができますからおすすめです。

外出中に雷が鳴った場合などは、電源ケーブルを抜けるような
状態じゃない場合には普段からこの雷ガードつきのタップを
利用することで助かりますし
電源ケーブルを抜くことで、問題が生じるような場所には
雷ガードつきのタップを利用しておくことをおすすめします。

ただし、これらは被害を100パーセント防げるものではありません。
何もしないよりは、はるかに雷から家電を守れる確率は上がりますが
100パーセントかどうか、と言われれば決してそうでは
ありません。
そのことは、覚えておきましょう。

一番確実な方法としては、やはりケーブルを抜いてしまうこと
なのですが、雷ガード機能つきのタップは、
予防のひとつとして、導入しておくのは良い事だと思います

停電で家電が壊れる可能性も

今まで、落雷について書いてきましたが、
雷が酷いと”停電”することもあります。
この突然の停電でも家電が壊れる可能性があります。
急に電源が落ちてしまうわけですから、運悪く
壊れてしまうこともあるのです。

実際の経験談になるのですが、
お店で使っていたレジが、使用中に停電してしまい、
ちょうど運悪く、とある処理作業を行っている
最中だったので、そのあと、2度と起動しなくなってしまいました。
原因は不明で、結局レジを交換しています

落ちた雷が原因ではありませんが、このように停電などによって
家電が運悪く壊されてしまうこともありますから、
やはり雷が鳴ってきた際に関しては、いったん、作業などを
中断して、家電を一時的に停止させ、コンセントからケーブルを
抜くことが重要になってきます。

停電前に電気がチカチカすることもあれば、
しないこともあり、
いきなり停電することもあります。
「そろそろ停電しそうだな、と思ったらでいいや」も
危険な考えなので注意しましょう。

いざと言う時のための備え…

雷から家電を守ることができれば、それが一番良いのですが、
それでも、雷に家電を壊されてしまう可能性を0に
することはなかなか難しいでしょう。
そのため、いざという時の備えもしておくとより確実です。

このあたりは任意ではありますが
火災保険では落雷による家電の破損も
補償してもらうことが可能になっています。

補償対象に家財が入っていることが条件だったり、
現場の写真などをきちんと撮影しておくことなど
色々な条件がありますが、条件が合えば、補償してもらうことが
可能になります。
実際に、職場(お店)で家電が破壊された際に
助けてもらったことがあります。

が、全ての火災保険が、補償してくれるわけでは
ありませんから、その点に関しては
よく確認しておき、もしも補償の対象なのであれば、
その点についても、しっかり保険会社のルールを
確認しておきましょう。

もしも万が一、雷で家電が壊れてしまった場合の
助けになってくれるかもしれません。

まとめ

雷の際には、出来うる限り、電源を抜いておくことが
家電を守ることに繋がります。
家に雷が直撃する可能性は確かに限りなく低いです。
ただし、雷が家に直撃しなくても、家電が壊れることは
あるのです。

雷サージもそうですし、家電の使用中の突然の停電も、
家電にとって致命傷になる可能性があります。
そういったことになってしまわないように、
注意することが必要になります。
雷に高額の家電を破壊されてしまっては、
本当にもったいないですから、できる限り、
家電を守るように心がけましょう!

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