雷の光が見えてきた場合に考えられることは何?どうすればいいの?

雷の音が鳴っていなくても、
雷の光が見えるようなことは
時々あることです。

そんな場合にはどのようなことが
考えられるのか、
そして、雷の光が見えてきた場合は
どう対策をしていけばよいのか、
それをそれぞれ解説していきたいと思います。

雷は場合によっては
人間に直撃し、大きな被害を
もたらす可能性もありますので、
しっかりと理解をしておき、
注意するようにする、ということが
大事になってきます。

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光っている=嵐が来る、わけではない

雷の光が空に見えると、
まもなく大雨が降りだすイメージを
受ける人もいるかと思いますが、
必ずしもそうとは限りません。

もちろん、そのまま大雨が降るような可能性も
十分にあるのですが、そうでは可能性も
十分にあります。

雷の光が見える場合、
どのようなことが考えられるのか、
どう対策をしていけばよいのか、
それをそれぞれ見ていきたいと思います。

上でも書いた通り、雷は危険なものですから
その危険性をしっかりと理解しておき、
雷の光が見えた場合のことを
しっかりと知っておく、ということが
大事なポイントになります。

雷の光が見える理由

雷の光が見える理由としては
下記のようなことが考えられます。
当然、悪天候になる時間が
近づいている可能性も高いですが
必ずしもそうとは限りません。
”音”がしていないで”光”だけが見えている場合、
雷が発生している地点は、
まだ少し遠い場所である可能性もあります

・雨雲が近づいている
雷の光が見える理由の一つとしては
「雨雲が近づいている」ということですね。
なので、光が見えてきたら、当然ながら
自分のいる場所でも雨が降り出したり
雷が強くなったりする可能性は十分にあります。
雷の音も聞こえ始めた場合は、
それなりに近くに接近している証拠ですから
状況をしっかり確認し、必要であれば
避難などを行うようにしましょう。

 

・雨雲が発達している
↑は雨雲が別の地域から移動してきている
パターンです。
それとは別にあなたのいる地域で雨雲が発達
してくる可能性もあります。
この場合は、光だけではなく音も聞こえ始める
可能性が高いですが
発達途上では、そういうこと(光だけ見える)も
あるかもしれません。

・遠くで激しい落雷が発生している
雨雲が自分のいる地域に全くかかっていない場合でも
雷の光が見える可能性があります。
この理由としては少し離れた地域で
激しい落雷が発生しているため、ということになります。
隣県、場合によってはさらに向こうの県であっても
激しい落雷が発生しているような場合は、
光だけが見えたり、稲妻が見えたりすることがあります。
例えば、北側の県で激しい雷が鳴っているような場合は
北の方角の空を見ると、光が見えたりするケースですね。
この場合は、雨雲の今後の進行方向や発達具合によりますが
自分のいる地域では雨が降らず、雷の音も
聞こえないまま終わる可能性があります。

こんなところでしょうか。
雨雲が移動してきているケース、
雨雲が付近で発達しているケース、
少し離れた地域で激しい落雷が
発生しているケース、
このあたりのことが考えられます。
一番最後のパターンの場合については、
自分の住んでいる地域には
雨が降らないまま終わったり
する可能性も十分にあります。

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身の安全を守るためには?

雷の光が見える場合に
身の安全を守るためには
どうすれば良いのでしょうか。

前述しました通り、
人間にとって、雷は非常に恐ろしいもので
場合によっては大けがをしたり、
最悪の場合は命を落とすようなことも
起きうるものになります。

そのため、雷の光が見えてきた場合に
関してはしっかりとその状況を把握して
対策していくことが必要になります。

では、どのように身の安全を守っていけばよいのか、
その点について、書いていきたいと思います。

・屋内へと避難する
雷の光が見えている、という状態は
やはり、上でも書いた通り
雷や雨がこの後にひどくなってくる
可能性が高いのも事実です。
少し離れた場所であっても、
それが近づいてきたり、自分のいる地域でも
雨雲が発達してしまったりする
可能性も十分に考えられます。
そのため、どのような理由で雷の光が
見えている場合でも、
”屋内へと避難する”というのが一番
確実な方法である、というのも事実です。
付近に避難できる建物があるのであれば、
そこに避難してしまうのが一番確実かつ
安全であるのは事実です。

・雨雲の位置を確認する
今の時代はテレビで天気予報を見たり
しなくても、雨雲の位置を簡単に
知ることができます。
スマートフォンなどでも雨雲レーダーなどを
確認することができますから、
そういったものを利用するのも
一つの方法になりますね。
雨雲の状況が分かれば
上でご紹介した、どの理由で
雷の光が見えてきているかどうか、
分かるかと思います。
雨雲が近づいてきているのであれば
これから雨が降ることがわかると思いますし、
遠くで激しい雷雨になっているだけであれば
しばらくの間、様子を見ながら
行動しても良いかと思います。
雨雲の状況は随時変わりますし、
大気の状態が不安定な場合は、本当に急に雨雲が
発生するようなケースもありますから
雨雲の状況を把握し、
対応をしていくようにしましょう。

・危険な場所に近寄らない
もしも屋内に入ることが
できないような場合は
「危険な場所に近寄らない」ということが
大事なポイントになります。
同じ屋外でも、危険な場所と危険度の
比較的低い場所が存在します、
もちろん、外にいる以上、どこでも
危険であることに変わりはありませんが
危険度を少しでも下げるためには
下記のような場所に
近寄らないようにする、ということhが
大切なことになります。

まず、「木のそば」
これは、よく言われていることですが
木に隠れるというのは一見すると良いことに
思えるかもしれませんが、木に落ちた雷が
側撃雷と呼ばれる電流を放ち、人間に
直撃する可能性があります。

次に「何もないところ・広い場所」。
雷は高いものに落ちる性質を持ちます。
そのために、広い場所や何もない場所に
人間が立つことによって、
人間自身が一番背の高いものになってしまい、
雷が落ちる可能性が高くなります。
その点には注意しましょう。

「水際」も注意です。
感電などの恐れもあるほか、
大雨により河川増水の懸念もありますから
その点も注意しなくてはなりません。

しっかりとこれらの部分に注意
しておくようにしましょう。
本当は室内に入るのが一番ですが、
それができない場合は、
これらの場所を避けるようにする、
ということも大事なポイントです

油断しないように

光っているだけの場合でも
決して油断はしないようにしてください。
確かに、上でも書いたように
遠くで落雷が発生しているだけの可能性もあり、
自分のいる地域にまでは雷が
やってこないような可能性は
十分にあります。

が、必ずしもそうではありませんし、
雷が自分の地域にやってくる
可能性も十分にありますから決して油断はしないようにし、
しっかりと最新情報を確認し、
身の安全を守るようにする、
ということが大事になります。

まとめ

雷の光だけが見える状況では
上記で紹介してきたような
色々なケースが考えられます。
雷が迫っている場合もあれば
隣県や、少し離れた県で激しい落雷が
発生しているようなケースも考えられます。

そのため、必ずしも雷がやってくるとは
限りませんが、
警戒しておくことは大切になりますし、
できるだけ早く室内に移動することが
一番の安全対策になります。

自分の地域にまで雷がやってくるとは
限らないのですが、
注意はしておくようにしましょう。

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