地震の際に危険の少ない場所はどこ?住む場所を考える際のポイント!

地震がもしも発生した際に
できる限り危険の少ない場所はどこなのか。

住む場所を考える際に
「地震に対する安全性」も一つのポイントには
なるかと思います。

わざわざ地震を回避するためだけに遠くの地域に
引っ越しをしたりだとか、
そういうことまでは必要ないかとは思いますが、
たまたま引っ越しするタイミングがあれば、
地震災害に対して出来る限り安全な土地を選ぶ、
というのも一つの大切なポイントになるかと思います。

では、安全な場所はどこなのか。
それを見ていきましょう。

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地震による危険の少ない場所は?

新しく住む場所を決める際に
「地震による危険が少ない場所」を選ぶのも一つの方法です。
もちろん、他の方面を優先するのも個人の自由ではありますが
なるべく地震による危険が無い場所に新築したい、引っ越ししたい!と
考えるのは当然の流れだと思いますし、
場合によってはとても大事なことになります。

では、地震の危険の少ない環境とは
どのような場所なのでしょうか。

ポイントごとに解説していきますので
参考にしてみてください。

地震の少ない場所

日本だけで見ても地震の多い場所、少ない場所が
存在します。
また、将来的に地震が来る可能性が高い、という予想が
出ているところもあります。

まず最初に、そもそも地震に遭遇する確率を減らすためには
地震が少ないといわれている地域を選ぶことです。
日本全国どこに行っても、地震が「0」の地域はありませんが
全体的な傾向を見ると「地震が少ない」地域でしたら存在します。
そういった地域を選んでみるのも
一つの方法ではあります。

ただ、気をつけなくてはいけないこととしては
そういった場所であっても”これまでの統計上地震が少ない”ということであり、
今後、100パーセント大きな地震が発生しないわけではありません。

脅かすわけではありませんが
極端な話をすれば、その”地震の少ない地域に引っ越した翌日”に
大きな地震が発生することだってあり得るわけです。
また、さらに言えば、あくまでも”これまで地震が少なかった場所”なだけであり
今後、環境などが変化すれば、地震が増えたり減ったりする可能性は
どこの地域でもあるわけですから
その点は頭に入れておかなくてはいけません。

が、もしも地震のことを視野に入れて
新しい住処を選ぶのであれば、一つの参考資料にするのは
良いことであると思います。

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海から離れた場所

地震によって引き起こされる危険な現象のうちの一つが「津波」です。
東日本大震災やスマトラ沖地震など、この津波によって
多くの被害が出てしまったのは記憶にある人も多いかと思います。

地震に対する安全性だけを考えるのであれば
“津波が届かない場所”を選ぶのがベストです。
海から離れた場所、ということですね。

海から離れた場所
(離れている、と言っても、海が見える場所とかではなく
 本当の意味で海と縁のないような場所です)に住めば
津波の心配をする必要はなくなります。
津波がそんなところまで届くはずがありませんからね。

そういう場所に住めば
少なくとも地震による二次災害の一つである「津波」の
事に関しては何も心配しなくて済むようになるわけです。

これは、地震に対する安全面だけを考えるのであれば
大きな一歩であるかと思います

山から離れた場所

山から離れた場所を選ぶことも
一つの大事な要素になります。
山が近くにあるとどうしていけないのか。

それは「土砂崩れ」などを起こす可能性があるためです。

地震災害が発生した際に土砂災害による二次的被害が
出ているのを見たことがある人も多いかと思います。

それを避けるために、山の近くを避けることで、
土砂崩れの危険性を回避することができます。
山の近くに住んでいる場合、土砂崩れなどによって
孤立してしまったり、
地震災害の後の雨などによる土砂崩れの発生や、
余震による土砂崩れの発生などなど
色々なことが考えられます。

が、当然のことながら崩れる山も崖もなければ
少なくとも土砂災害に巻き込まれることはなくなります。

このように、
海から離れることで「津波」による被害を防ぎ、
山から離れることで「土砂災害」による被害を防ぐことができ、
この2つが無くなるだけでも、安全性は非常に上がります。

地盤の強い土地を探す

地盤の強い土地を探すことも一つの大事なポイントですね。
地盤が弱い場所に住むと、
地震の揺れを他の地域よりも強く感じたりすることがありますし、
最悪の場合、住宅の倒壊に繋がる可能性があります。

地域によって、この条件は異なると思いますから
家を探す際などにこの点に関しては
しっかりと注意しておいたほうが良いでしょう。

地盤によっては「液状化」などが発生し
建築物などに被害を及ぼしてしまう可能性もありますから
その点にも注意をしなくてはいけません。

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都市部を避ける

都市部を避けることも一つの大切なポイントになりますね。
都市部で大きな地震が発生すると、
広い場所がないために、揺れている最中の落下物などから
安全に身を守ることのできる場所が少なくなってしまいます。

広い場所がそこら中にある地域の方が
安全性は高いかと思います。

加えて、都市部では火災が発生してしまうと
大規模な火災に発展する恐れもあり、
それも恐ろしい二次災害の一つになってしまいます。

出来ることなら都市部も避けたほうが
そういった不安要素を排除することができるため、
安全性は高くなるかと思います。

生活面を考えると…

ただ、上で書いたポイントは
あくまでも”地震に対して”のことを考えた場合のことだけです。
買い物や交通などの利便性を考えるのであれば
都市部の方が便利な点は多いと思いますし、
海や山など、自然が好きな人にとっては
そういった場所の近くに住む、ということは
一つの癒しにもなるかと思います。

あくまでも地震に対する安全性だけを考えるのであれば
山から離れた場所で土砂災害を回避し、
海から離れた場所で津波を回避し、
都市部から離れた場所で火災や倒壊などに
巻き込まれる危険性を下げることができますが
日常生活はそれだけではありませんし、
地震対策が全てでもありません。
自分自身で他の要素もしっかりと考えた上で
行動するようにしましょう!

絶対安全な場所はない

仮に上のポイントを全部守ったとしても
確実に安全な場所、というものは存在しません。
土砂災害や津波などを避けることができても
地震そのものを避けることは難しいですし、
いつ、どこで発生するかの予測も完全には不可能です。

そのため、地震の被害を受ける可能性を少しでも
下げることは可能ですが
全くの”0”にすることはできません。
その点は覚えておかなくてはなりませんし、
日頃から防災グッズを適量用意しておいたり、
防災にお為の知識などを蓄えておく、ということは
大切になるのではないかと思います。

くれぐれも、油断はしないようにしなくては
いけませんし、いつ発生してもおかしくない自然災害である、
ということは忘れないようにしましょう。

まとめ

地震のことだけを考えて住む場所を選ぶのであれば、
当然、上でも書いてきたように
津波の心配と土砂災害の心配が無い場所を
選んだほうが、危険な要素は少なくなりますし、
地震の発生確率が低い場所(ただし、これは今後変化する可能性も)を
選ぶことも一つのポイントになります。

しかしながら、それでも絶対安全になるのか!と
言われれば決してそんなことはありませんし、
生活していくうえでは地震以外の部分も色々と
考える必要はあるかと思いますから、
慎重に考えていくようにしましょう。

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