冬には路面凍結が
起きる可能性があります。
雪が降った時もそうですが、
雪が降っていなくても
気温が下がれば、凍結するような箇所も
あるのです。
そんな”路面凍結”が起きてしまった際に
注意しなくてはいけないことの一つが
「自転車を利用する際」ですね。
自転車で路面凍結した箇所を走る、
ということは非常に危険なことであり、
場合によっては大きな事故に
繋がってしまう可能性もあるので、
しっかりと警戒しておかなくては
いけません。
路面凍結した箇所を自転車で走る場合は
どのような点に注意したら良いのか
しっかりと理解をしておくようにしましょう。
自転車は危険!
まず、大前提として、路面凍結した箇所を
自転車で通行する、というのは
とても危険だと言うことですね。
スリップして激しく転倒するような
可能性もありますし、
そうなってしまえば、大怪我を
してしまう可能性は十分にあります。
さらに、それだけで済まない
可能性も十分にあります。
例えば、近くの他の自転車を巻き込んでしまって
連鎖的に事故が起こる可能性もありますし
歩行者を巻き込んでしまって
その歩行者が大怪我をしたり、最悪の場合は
命を落すようなことが起きてしまった場合は、
刑事責任を負うことになってしまう可能性も
十分にあるのです。
また、自分自身が車道に飛び出してしまい
車に轢かれて…
何て可能性も十分に考えられるのです。
想像以上の事態になってしまう
可能性もありますから
そのようなことになってしまわないためにも
路面凍結した箇所を自転車で走ることの
危険性はしっかりと理解しておいた方が
良いでしょう。
何かあってから後悔しても、
遅いですからね…。
自転車に乗らないのが一番確実
路面凍結している時は、
自転車に乗らない、というのが
一番確実かつ安全な方法であるのは
事実です。
自転車に乗る以上、危険を伴ってしまいますからね…。
バイクに関しても同様です。
面倒くさい、という気持ちは十分に
分かりますが、
それでも、自分の身を危険に晒すことに
なってしまいますから、
身の安全を守るためには
自転車に乗らないようにする、
ということが一番確実です
路面凍結が酷い場合に関しては
出来る限りバスや電車などの
公共交通機関を利用した方が
安全です。
…とは言え、どうしても自転車で
移動したい人もいるでしょうし、
自転車しか移動手段が!というような
場合もあるかと思います。
その場合はどうすれば良いのかを
解説していきます。
スピードの出し過ぎに注意
路面凍結している日には
”スピードの出し過ぎ”に注意するように
して下さい。
スピードを出したまま
路面凍結した箇所を通過すれば
派手に吹き飛んだり転倒したり
する可能性は非常に高くなりますし、
前方に路面凍結した箇所が
あることに気が付くことができないまま
そのまま路面凍結ゾーンに侵入
してしまう可能性も十分にあります。
そのため、路面凍結が発生しているような日には
なるべくスピードを出さないようにし、
いつもよりも遅めの速度で
移動するようにしましょう。
速度を落としていれば
前方の路面凍結などに
先に気が付くこともできますからね…。
前方にしっかり注意する
路面凍結が発生している日でも、
路面全てが凍結しているわけではありません。
凍結している場所と、そうでない場所が
ありますから、その点は
しっかりと見極めなくてはいけません。
ただ、路面凍結は非常に
見にくいのも事実です。
”明らかに凍ってるな”と分かる場所もあれば
”えっ!?ここも凍ってるの!?”みたいな
感じの場所もありますから、
この点は注意をしなくてはいけません。
前方にはしっかりと注意をするようにし、
上でも書いたように、いつもより
スピードを落として走るようにしましょう。
スピードを上げていると路面凍結に気付いても
それを避けきれずにスリップする可能性が
あります。
凍結している箇所を避ける
道によって路面凍結しやすい場所と
そうでない場所があります。
路面凍結しやすい場所を避けることで
転倒の危険性などを下げることができます。
例えば、何かの物陰になっていて
常に日陰になってしまっているような場所は
当然、路面凍結しやすいですし、
トンネルなどの場所も路面凍結しやすいです。
そのような場所は多少遠回りになっても
なるべく避けることをおすすめします。
凍結している箇所を通行してしまうと
転倒の危険性が高まってしまいますから、注意が必要です。
危険な場所は一度降りて歩く
路面凍結が目に見えて酷い場所などを
通行する際には、面倒であっても、
一度自転車から降りて、
歩いた方が良いです。
雪が降っているときもそうですが
凍結した箇所をそのまま自転車で走るのは
仮に速度を落としたとしても
バランスを崩しやすいので、
厳重な注意が必要です。
”明らかに路面凍結している場所”って
結構ありますから
そのような場所の上を通るときには
面倒であっても一度自転車から
降りて歩く、ということを
しっかりと心がけておいた方が良いでしょう。
どうしても自転車から降りたくない、
降りれない、という場合に関しては、
足をつけてゆっくりと進むように
するのが一番良いかと思いますが、
やはり、可能であれば自転車から降りる、
というのが一番良いでしょう。
自信がない場合はやめておく
自信がある場合でも注意を
しなくてはいけないのは
当たり前ですが、
自信がない場合に関しては、特に
やめておいた方が良いかと思います。
「大丈夫かな?大丈夫かな?」なんて
思いながらビクビクしているぐらいなら
自転車以外の移動手段を使った方が
全然早いかと思いますし、
安全かと思います。
どうにもならない場合は
仕方がありませんが、
他にも選択肢がある場合で、
運転に自信がない場合、
路面凍結が起きている日の
自転車走行はやめておいた方が
良いでしょう。
また、自転車の運転に自信がある=けがをしない、
ということではありません。
自信過剰になってしまって、
路面凍結の何の対策もしないで
普通の速度で走行するようなことがあれば
簡単に吹き飛びますから、その点にも
注意するようにして下さい。
吹き飛んでから後悔しても
その時には遅いですし、
取り返しのつかないことに
なってしまう可能性も十分に
ありますから、その点には注意するようにしましょう。
凍結対策のタイヤ等はあるの?
路面凍結などに対応できる
自転車用のタイヤはあるのでしょうか。
これは、”あるにはあります”
ただし、雪の多い地方以外では
あまり一般的ではなく
自転車専門店でも販売されていないことが
多いので、入手は難しいのが現実ですね。
また、雪が多くない地域では
それほど雪が積もったり
路面凍結したりするようなことも
少ないと思いますから、
仮にそういったタイヤを購入したとしても
あまり使い道がない、というのも事実になります。
なので、こういったタイヤを
購入する必要は
基本的にはないかと思います。
購入するぐらいなら
他の公共交通機関を利用した
方が早いと思いますし、
あまり雪用のタイヤは
一般的ではないので、
自転車に関しては
その点は
あまり気にしなくて良いかと思います。
まとめ
路面凍結が発生している際に
自転車を使う場合は
大事故を引き起こす可能性もあるので
油断せずに、しっかりと注意しながら
走行するようにしましょう。
もしも大事故を起こしてしまってから
「やっぱり自転車に乗らなければよかった」
なんて思っても、それは後の祭りですから
そのようなことになってしまわないように
しっかりと注意していく必要があります。
自信過剰にならずに、
しっかりと注意するべき点は
注意しながらやっていくようにしましょう。