雷注意報が出たらどうすればいいの?何に注意すれば?

”雷注意報”が出た時には
具体的にどんなことに注意すれば良いのか。

なかなかイメージがわきにくい人もいるかと思います。

雷注意報が発表される基準としては
雷が鳴る可能性のある時、
それに伴う被害などの可能性があるときなどになりますが、
案外”もしかしたら雷がなるかも?(発雷確率10パーセント)”みたいな
時でも発表されていることが多いので、
中には”雷注意報なんていつも出ているから何も気にならない”
と、言う人もいると思います。

確かに、オオカミ少年的な状態になり気味なところは
否めませんが、
このあたりの運用については今回はさておき、
雷注意報が発表された際に注意するべきことを
解説していきます。

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どんなことに注意すればいいの?

確かに”雷注意報”と言われても
”どんなことに注意すればいいの?”と
首を傾げてしまう人も多いと思います。

雷注意報は分かりやすく言えば
その名の通り”雷に注意してくださいね”ということなのですが、
具体的にどうすれば良いのかは、
なかなか分かりにくいです。

雷注意報が出た際の注意点や
ポイントを、それぞれ順番に見ていきましょう。

雷が「鳴るかもしれない」時間帯

雷注意報は
”雷が鳴るかもしれない”時間帯に出る、と
考えておいてください。

当然、”ほぼ100パーセント鳴らない”ような日には
雷注意報は出ません。

なので、雷注意報が出る、ということは
”ほんの少しかもしれない”けれど、
雷が鳴る可能性は否定できない状態、
ということです。

ただし、上でも書いた通り、
雷注意報が出ても、雷が鳴らないようなことは
とても多いので、
雷注意報が出た=雷が必ずしも鳴る、ということでは
ありません。

そのため、”雷が鳴る可能性もあるんだな”ぐらいに
思っておき、
”今日は雷が鳴るんだ”と、過剰に判断する必要はありません。

頭の片隅にでも”雷が鳴るかもしれない”ぐらいの
認識で十分です。

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天気予報も組み合わせて活用

正直なところ、雷注意報は1段階しか
存在していないため、
”どの程度危険なのか”ということは
雷注意報だけでは非常に判断しにくいのも事実です。

例えば、発雷確率が10パーセント~20パーセント程度でも
雷注意報は出ることが多いですし、
発雷確率が80パーセント~90パーセントぐらいあるようなときでも
「雷注意報は雷注意報」であり、
雷警報など”その上の段階”というものは
存在していません。

そのため、雷注意報だけ見ても
”どの程度雷に注意するべきなのか”ということは、
非常に分かりにくいです。

天気予報なども活用しつつ判断していくことで
「雷注意報は雷注意報でも、どのぐらいの危険性があるのか」を
大体把握することができると思います。

”雷注意報が出たら、雷に注意する前に、
いつも以上に天気予報を注意深く見ておく”ということを
意識すると、その日の天気も分かりやすいかと思います。

急な雨には備えておく

雷注意報が出ている日は、
”急な雨が降る可能性はある”ということは
頭の片隅にでも良いので、
入れておくことをおすすめします。

例えば、外に出かける前に
洗濯物を干しっぱなしにしない、だとか、
外に置いたままにしておくと濡れてしまうようなものを
そのままにしておかない、だとか、
そういったことが挙げられます。

雷注意報が出ていても、雷が鳴らない日もあれば
そもそも雨も降らないような日も
結構多いですが、
一応、そういう意識を事前に持っておける、
ということは良いことです。

夏場は特に、雷が鳴るような日は
午前中は晴れていたりすることも多いですからね。

雷注意報が出ている日を
一つの目安(雷が鳴るかどうかは別として)に
するのは、良いことだと思います。

予定を組み立てる際の参考に

雷注意報は、来週の~とか、そういうレベルではなく
当日と翌日の部分しか出ませんが、
当日の予定などを組み立てる際には
ある程度参考にすると良いと思います。

例えば、これまで書いてきたように
”雷注意報”は、かなり発雷確率が低い日などでも
簡単に発表されるものなので、
逆に言えば”雷注意報すら出ていない日”に関しては
雷が鳴る可能性は限りなく低いと言えます。

雷注意報が出ている日に関しては
どの時間帯が危険なのか、という点や
どのぐらい雷が鳴りそうなのか、という点などを
天気予報と組み合わせつつ、うまくスケジュールを
組んでいくと、より、急な雷雨などに
巻き込まれる確率は下げることが
できるのではないでしょうか。

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家電を守る準備をしておく

雷は時として”家電製品”を故障させることがあります。

どういうことかと言うと、
自宅・職場などの近くに落雷した際に
雷サージと呼ばれる現象が起き、
コンセントを繋いでいる家電製品を中心に
故障してしまう可能性がありますし
(実際に私も故障を経験したことがあります)
雷による停電が発生した際にも
”電源が切れるタイミング”によっては
不具合が起きる家電製品もあるでしょう。

もちろん、落雷が直撃すれば家電はほぼ確実に壊れます。

そうなってしまわないためにも、
雷注意報が出ているような日に
外出するような時は
”すぐにコンセントを外せるもの”に関しては
外しておいた方が確実です。

外出中に万が一、注意報が出ている通り、
雷が鳴り始めてしまった場合、
帰宅した時には家電が壊れていた、なんてことも
あり得ない話ではありません。

そのため、”外せるコンセント”は事前に外しておいた方が
安全ですし、余計なものが故障してしまうリスクを
下げることが可能です。

雷で家電が壊れてしまうと、保証なども
受けられない可能性があるので、
特に大事な家電や、買ったばかりの家電などに関しては
注意しておくようにしましょう。

他の危険性がある場所の場合は確認しておく

雷注意報が出ていて、
実際に雷が鳴るような天気になった場合は、
大雨などが予想されます。

そのため、例えば近くに川があるなど、
大雨によって、何か被害を受ける可能性がある地域に
住んでいる場合などは、
万が一の場合の対策、必要な備えがあれば必要な備えの準備、
いざという時の避難場所の確認などを
行っておくことをおすすめします。

もちろん、雷の音だけが聞こえるような天気の場合も
あるにはありますが、
多くの場合”ゲリラ雷雨”と呼ばれるような
非常に激しい雨が降るようなリスクは高いので、
そんな可能性も完全に0ではないと考えて
備えておくことは大事です。

過剰に気にしすぎないように

雷注意報は、ここまで書いてきた通り
地域によっても異なりますが
”雷注意報が出て実際に雷が鳴る回数”の方が
”雷注意報が出たけど、天気も崩れず雷も鳴らない回数”よりも
少ないようなケースも多いです。

雷注意報は案外サックリと発表されてしまうもので、
大雨洪水警報だとか、そういうものとは
レベルが異なります。

「多分大丈夫だけど、念のため」ぐらいの感覚でも
出ているようなことも実際にありますので、
あまり、「雷注意報が出たから怖い」みたいな
過剰な反応はせずに、
「一応、注意しておくか」ぐらいに受け止めるぐらいが
ちょうど良いです。

夏場は特に、連日雷注意報が出たりすることも
(実際には半分以上鳴らない場合も)あるので、
”気にしすぎると”疲れてしまいます。

このあたりは注意しておきましょう。

まとめ

雷注意報が出たら
「この後雷が鳴るんだ!」ではなく
「雷がもしかしたら鳴るかもしれない」ぐらいに
考えておいて、
その準備や備えをしておく、というぐらいの
考え方でちょうど良いと思います。

ただ、”全く可能性がないのに出ること”は
まずないので、一応頭の中には入れて置いた方が良いのは
事実ですね。

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