地震の誤報に関する注意点!誤報の時はどうすれば?

地震には、「誤報」も存在します。

まだまだ人間が、完全に地震のことを把握するのには
相当な年月がかかりますし、
当然のことながら、今の人類に、地震を予測することは
できません。

週刊誌や、専門家、自称予知能力者の予言のようなものは
この世に溢れていますが
全て、根拠のない単なる憶測によるものです。

そのため、緊急地震速報をはじめとする「誤報」が
起きてしまうこともあります。
そんな「誤報」と、どのように向き合えばよいのか、
その点を解説していきます。

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誤報と決めつけてはいけない

地震の速報などが、
どんなに「誤報」を繰り返したとしても
「どうせ誤報だろう」と、決めつけてはいけません。

仮に誤報ばかりだったとしても、
「わざと誤報」を流しているわけではありませんから、
例え100回誤報を流したとしても
(さすがにそこまで誤報が続くことはないとは思いますが)、
「正しい情報」が流れることもあるのです。

そのため「誤報」と決めつけて
どうせ誤報だろう、と判断するのは非常に危険です。

仮に誤報であったとしても
「誤報でよかった」と思えるぐらいな
気持ちの余裕を持つ、ということは大事です。

誤報かな?と思っても行動を

緊急地震速報をはじめ、
「誤報かな?」と思うようなことは
あると思います。

ですが、誤報だと思っていたら
実は誤報じゃなかった!なんてことになってしまうと、
避難行動の開始が遅れてしまいますし、
油断していたことによって
何か重大な怪我などに繋がってしまう
可能性も十分に考えられます。

そのため、最近誤報が多いなぁ…だとか
どうせ誤報でしょ?と思っている場合でも、
身を守るための行動はとるようにして下さい。

もし、誤報でなかったのであれば、
身を守る行動を素早く取った、ということは
必ずプラスになってきますし、
誤報だったなら誤報だったで
避難訓練をした、とでもプラスに考えて、
「本当に地震が来たんじゃなくてよかった」ぐらいの
気持ちを持つことが大切になります。

「誤報だろ」と思って
何も行動しないようになってしまうと、
場合によっては非常に危険な目に遭いますので、
この点は注意し、
誤報だと思っても行動することが重要です。

誤報なら誤報で「何事もなくてよかった」の
精神が大事になります。

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必要以上に腹を立てないように

確かに、地震の誤報などが
送られてくると「なんだよ!」という
気持ちになってしまうのは分かります。

ただ、小さなことにカッカしても
仕方がないですし、
あまりそのようなつまらないことで
イライラしないことです。

確かに、誤報については
出来る限り少なくしてくれた方が
受ける側としては、良いとは思いますが、
それでも、地震の速報などに関しても
やはり人間が作ったシステムですから
「100%完璧」になることなど、
ありえないのです。

そのため、必要以上にイライラしたりは
せずに、「誤報だったら仕方ない」ぐらいの
気持ちでいたほうが良いです。

仮に怒り狂ったところで、
どうにもなりませんから、
時間と労力を無駄にするだけです。

誤報だと分かるまでの行動

緊急地震速報などが入って
それが”誤報である”と分かるまでに関しては
「本当に地震が発生した(あるいは、する)」と判断して
行動をすることが大事です。

誤報の場合は、当然揺れたりしませんから
「何も起きない」のですが、
実際に緊急地震速報などが鳴った際には
「地震が起こる」と判断した上で
行動していくことが大事になります。

誤報だと分かるまでの間に関しては
避難行動、身の安全を守る行動を
取るようにしましょう。

テレビなどがあれば、誤報の場合は
「誤報だったようです」などの情報が流れ、
より分かりやすいと思いますので、
テレビをつけられる状況なのであれば、
テレビで情報をチェックしながら、
行動しておくと良いと思います。

誤報だった場合や
想定よりも地震の規模が遥かに
小さかったりする場合は、
テレビなどでもそのことが伝えられると思いますから
「本当に大きな地震が来るのか」
「それとも誤報なのか」という点に関しては
非常に分かりやすくなってくるかと思います。

誤報だと分かるまでは
慎重に「もしも本当に大きい地震だったら」ということを
考えながら行動していく、ということが
大事になってきます。

誤報だと分かったら

緊急地震速報などの速報が
”誤報”だと分かった場合は、
必要以上に警戒をする必要はありません。
状況をしっかりと把握し、
問題が無ければ普通の生活に戻ってもらって
問題ないと思います。

ただし、誤報でも
二通りありますので、それが「どちらか」ということは
しっかりと判断する必要がありますね。

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地震そのものが誤報の場合

まず、誤報が「地震そのもの」に対してで
あった場合は、これはもう
警戒する必要も、何かをする必要もありません。
安心して普通の生活に戻って良いでしょう。

地震の速報が流れたけれど
実際には地震が発生していない、ということを
確認できたのであれば、心配する必要はありません。

これから本当に来るんじゃないか、とか
そういう予言めいたことまでは
心配する必要はないです。

速報が鳴ったけど地震が発生していないのであれば
それはただの誤報です。
(数分様子を見て、ニュースなどでも誤報だと
言っているのであれば、もう気にする必要はないでしょう)

緊急地震速報の類は10分とか、1時間とか
そういう先々の地震を検知するものではありませんし、
システム上それは不可能なので、
速報が流れてから5分程度何も起きなければ
(本当は1,2分でも十分だと思いますが念のため)
それは誤報と考えてよいでしょう。

地震の規模が誤報のケース

地震速報などの誤報は、もう1パターン、
「地震の規模が誤報だった」場合もあります。
例えば、実際の地震よりも
強めの予測が出てしまった場合…ですね。

この場合は、地震速報で出た数値よりかは
実際に到達する地震は弱くなりますが
それでも、地震が来ていることには
間違いありませんから、
その点は注意をするようにしなくてはいけません。

また、この場合は
「緊急地震速報が誤報なのかどうか」瞬時に判断
することは難しいので、
「来てる速報よりも実際は弱そうだな」と
思った場合に関しても、
揺れが落ち着くまではしっかりと”警戒”を
することをおすすめします。

「なんだ、速報より弱い地震じゃないか」
なんて思って油断してたら…
なんてことになってしまわないように、
注意は必要です。

速報通りだった場合は身を守る行動を

緊急地震速報の速報通り、規模の大きな地震などが
来る可能性も当然あります。
その場合は、身を守るための行動を
その場その場で判断して、
しっかり対応していきましょう。

予め地震に対する知識(身を守るための方面の知識ですね)を
ある程度身につけておくことはとても大事なことに
なりますが、
本当に地震が発生した際には
「教科書通り」にはいかないこともたくさん出てきます。

そのため、臨機応変に対応するようなことが
求められるような場面もありますので
必ずしも「マニュアル通りの対応」が正解とは限りません。
ここも、非常に大事な部分になりますので
頭の中に入れておくと良いですね。

まとめ

地震速報には誤報もたくさんあります。
ただし「どうせ誤報だろ?」と何も行動しないのではなく、
「もしも本当だったら?」ということを
しっかりと考えて、最低限の身を守るための行動は
起こしておく、ということは大事なことになります。

くれぐれも「甘く見ないようにする」ということは
本当に大事なコトなので、
この点は、しっかりと覚えておきましょう!

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