冬に台風が発生したり、上陸・直撃することはあるの?

台風と言えば夏から秋ごろにかけて発生し、
上陸したり、接近したりして
被害を及ぼす…というイメージがあると思います。

台風が来ても良いことなどほとんどありませんから、
全ての季節において来てほしくないとは思いますが、
残念ながら毎年のように台風による被害が
いずれかの地域で出てしまっていることも事実です。

が…”冬”には台風による被害が~…だとか、
そういった話題はほとんど聞かないと思います。

では、実際のところ冬場に台風が発生したり、
上陸したりするようなケースはあるのでしょうか。
この点について解説していきます。

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冬にも発生するの?

個数としては少なくなりますが
台風は冬にも発生することがあり、
12月は比較的、毎年のように発生していて
発生していない年の方が少ないです。

逆に、1月・2月は発生しない年も多いですが
それでも全く台風が発生しない、ということはなく
1月や2月にも台風が発生することは
実際にあることです。

当然、ピークの夏から秋にかけてよりかは
圧倒的に台風の数も減りますが
”完全に0になる”ということはなく、
冬場でも台風が発生するケースはあります。

日本に上陸したケースはほとんどない

冬場でも台風が発生することには発生するのですが
日本に上陸したケースはほとんど存在せず、
12月・1月・2月など真冬の時期に関しては
過去の統計上では上陸したケースは
今のところ存在していません。

そのため、真冬に台風が上陸する可能性は
”限りなく低い”と言えます。

ただし、1990年には11月に上陸した台風も
存在しているために、
本格的な冬が近くなってきても、
上陸に至る可能性は0ではありません。

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これからも絶対にないとは言い切れない

現時点の統計では
12月・1月・2月に台風が上陸したという記録は
ありません。

しかしながら台風は
人間が操っているわけではありませんから、
当然のことながら”統計史上初”のことが
起きる可能性は今後もあるわけです。

そのため”今まで12月に上陸したことはないから
12月は絶対安全だ”と勘違いしてしまうのは
危険ですし、そうとは限らない、ということは
覚えておきましょう。

確かに可能性としては非常に低いでしょうし、
気圧の配置などからも
”ほぼないはずのこと”であるのは
間違いありませんが、
それでも起きる可能性が0パーセントということでは
ありませんので、
”もしかしたらそういうことが今後、起きる可能性もある”
ということは頭のどこかに入れておくと
良いのではないでしょうか。

影響を与える可能性もある

上で書いたのは、あくまでも
”上陸”の話です。

台風は上陸しなくても、”接近”するだけで
十分に影響を与える場合もありますから、
この点も注意が必要です。

ただ、当然のことながら冬場は「接近する台風」も
大幅に減り、ほとんど接近することも無くなりますから、
「ほぼ0」になる上陸ほどではありませんが、
やはり冬には、そういうことが起きる可能性としては
夏~秋に比べると大幅に下がる、というのが現実です。

とは言え、接近以前に、離れた場所の台風であっても、
例えば本州付近に湿った空気を流し込んで
天気が悪くなったり、と言った
台風本体の影響ではなくとも、間接的な影響が
出る可能性も十分にありますので、
冬場であっても、台風が発生した場合に関しては
やはり、ある程度はその動向に注意しておくことを
おすすめします。

”観測史上初”はいつでも起きる可能性がある

台風に限らず、地球の自然現象や
天気に関係していることは、
人間がコントロールしているわけではありませんので、
”観測史上初”な出来事は、今後、いつでも起きる可能性は
十分にある、ということは理解しておかなくてはいけません。

例えば、12月に一度も台風が上陸したことが無くても
それはあくまでも”過去の統計上の話”です。

実際にこの先も”ずっと同じ状態が続く”とは限らず、
世の中では観測史上初のことも、たくさん起きています。
当然、これからも”観測史上初”のことは
台風に限らず起きていくと思いますし、
地球の環境などが長い年月をかけて
少しずつ変わって行けば
遠い未来では”12月に台風が来るのは当たり前”なんて
ことにもなっている可能性も、
”絶対にない”とは言い切れません。

ですので、12月に台風が来る可能性は
限りなく低いですが、
台風がそのようなシーズンにもしも発生した場合は
”絶対に来ないから大丈夫だ”ではなく、
台風の位置によっては、台風情報をしっかりと
確認するようにし、
身の安全を守るようにしてください。

現状では、12月に上陸したようなケースはないですし、
仮に接近するようなことがあったとしても
やはり夏や秋のような大きな被害が
出たりする可能性は限りなく低いのも事実です。

しかしながら、台風が近づけば天候に
影響を与える可能性は十分にありますので、
”冬の台風は気にしなくても大丈夫”ではなく
台風が発生してしまった場合は
面倒であっても、ある程度頭の中に入れておき、
情報を確認する、ということは大切になります。

まとめ

冬場に台風が上陸・直撃することはまずありませんし
接近することも、発生することも
割合としては夏や秋に比べれば
遥かに少ないことです。

しかしながら、台風をはじめとする
気象関係には
”絶対”はありませんし
今までになかったことが起きる可能性も十分に
あるわけですから、台風が発生した際には
季節に関わらず、しっかりと警戒しておくことは
大切になります。

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