雷の鳴り始めでいきなり直撃したり、大きな音がする可能性はあるの?

雷…と言うと、
最初は”小さな音から始まって”
だんだんと大きくなっていく…と、いうような
イメージを持っている人も多いと思います。

確かに、最初は光だけが見えて
徐々に近づいてきたり、
最初は小さな音だけが聞こえていて
だんだんと大きくなってきたり、というケースは
多いのは事実です。

しかしながら、必ずしも”そう”とは限らないので、
この点については注意しておく必要があるのです。

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いきなり大きな雷が鳴ることはあるの?

これは”ある”というのが答えになります。

確かに最初は”ほどほどの大きさの雷”から
始まってだんだんと近づいてくるようなケースも
多いのですが、場合によっては
”いきなり大きな雷”が近くに落ちたり、
音がしたりするようなことも
実際にあることです。

確かに、雷を伴うような雨雲も、
少しずついずれかの方向に移動することが
基本ですが、
雷が発生するような不安定な気候の場合、
純粋に雲が移動するだけではなく
周辺の地域では突然雨雲が発生してきたり、
あるいは雨雲の”今まで発雷していなかった部分”で
突然雷が鳴り出したりすることもあります。

そのため、”シンプルに遠くからやってくる”以外にも
極端な話をすれば、いきなりあなたの頭上で大きな雷が
鳴り響いて直撃する可能性も、
可能性としては0パーセントではない、ということです。

空模様で判断は可能

雷の鳴り始めでいきなり大きな音が
鳴り響いたり、直撃する可能性も
可能性としては0パーセントではありません。

しかしながら、流石に自分の周囲に
雲一つない状態で雷がいきなり大きな音で
鳴り響くことは可能性としてはまずなく、
いきなり大きな音で鳴り響く場合には
雲行き自体は怪しくなっていたり、
自分のいる場所は青空でも、
かなり近くまで怪しい雲が出てきていたり、
そういった場合がほとんどです。

そのため、雷の鳴り始めは
”いきなり大きな音”である可能性も十分にあるのですが、
かと言って”雲一つない状況でいきなり大きな音が鳴る”
可能性はありませんので、
空模様をしっかりと確認さえしていれば
急に大きな雷が鳴る、なんてことはないでしょう。

ただ、夜だったり、
”雲は怪しかったけどそれまでずっと鳴っていない状態が続いていた”場合
だったり、こういった場合は、なかなか空模様では
判断しにくい部分もあると思いますので、
他の要素も合わせて、判断していくのが良いですね。

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雨雲レーダーも大きな参考になる

気象庁の雨雲レーダーなどを参考にすることで、
雨雲の動き・雷の有無などは非常に大きな参考になります。

例えば、周辺の地域で雷が鳴っているかどうかも
分かりますし、どの程度の頻度で雷が落ちているのかどうかなど、
かなり詳しく現在の状況が分かります。

例えば、雨雲が全国的にかかっているにも関わらず
雷がどこでも鳴っていないような状況であれば
雨雲はあっても、雷の活動としては弱い状態であることが
分かりますし、
逆に雨雲自体はそれほど大きくなく、そんなに強くないにも関わらず
雷が多数発生している場合は、
急に近くで雷が落ちるような可能性も十分に考えられます。

また、雨雲の分布についても、
周辺の地域に
雨雲が色々な場所に発生している場合は
雨雲自体はあなたのいる場所にかかっていなくても
雷が急にな鳴ったり、落雷が発生する可能性も0ではありません。

しかし、周辺の地域も含め、周囲に一切
雨雲がないような場合に関しては
”ほぼ確実に雷が急に鳴ることはない”ので、
雨雲レーダーを見ることで、このあたりの部分を
しっかりと判断することが可能です。

もちろん、周辺で雷が一切鳴っていなくても
”急に鳴り出す”ということもありますが、
一つの目安としてはかなり役立つと思いますので、
心配な場合は気象庁の雨雲レーダーなどを
参考にするようにすると、雷の動向は
だいぶ予測しやすくなると思いますし、
いきなり雷が鳴って驚く、と言うようなことが起きる
可能性も下げることはできるかと思います。

いきなり直撃する確率はかなり低いものの0ではない

冒頭でも少し書いた通り、
極端な話をすれば、
あなたのいる場所では、今まで雷が鳴っていなかったにも
関わらず、”いきなり雷が鳴って、それが直撃してしまう”
という可能性も0パーセントではありません。

確率的に言えば”相当低い確率”であるのは
確かなのですが、
それでも、可能性としては0ではない、ということです。

ただ、雷が直撃するような危険性がある場所(つまり外)に
いる時には、空の様子は分かると思いますから、
”明らかに怪しい空模様”になってきた場合は
どうしても済ませなくてはいけない用事があるときを除き、
なるべく早い段階で屋内に避難するようにすると、
良いのではないかと思います。

とは言え、夜の場合だと
なかなか空模様だけでは分かりにくい部分は
あると思いますから、
大気の状態が不安定だとか、そういった予想が
出ている時には、
時々でも良いので、雨雲レーダーなどを
チェックしておけると、より安心ですね。

まとめ

雷がそれまで鳴っていなかったのに、
急に大きな音で鳴り出すことは
可能性としては0ではありませんし、
実際にあることです。

ただ、これは
雷レーダーなどを確認していれば
ある程度事前に”危ないな”ぐらいの予測は
できますので、
そういったものも活用していくことが大切です。

突然の雷に驚いたり、突然の雷で
被害を受けたり、ということを
天気予報などをしっかりチェックして、
出来る限り回避できるように、しておきましょう。

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