石川県能登地方を震源とする地震を解説!心配する必要は…?

(緊急)
2024年1月1日に石川県能登地方を震源とする大規模な地震が
発生しました。
最新情報を可能な限り入手し、身の安全を最優先に
行動してください。

本記事は、2021年に記述されたものとなりますので、
最新情報の入手は必ず、公的なサイト等で行うようにしてください!

(↓以下は、当時記述したものになります)

・・・・・・・・・

「石川県能登地方」を震源とする地震は
この場所に限らず、周辺では、
比較的地震が発生しやすい場所が多い地域となっています。

「石川県能登地方」を震源とする地震も、
定期的に発生しており、
1年に1回以上は必ずと言っていいほど
目撃する震源地であるほか、
年によっては、ある程度地震の回数が
増えるようなこともあります。

では、この場所の地震について、
過去のデータなどを確認しつつ、見ていきたいと思います。

(追記)
2022年6月および、2023年5月に規模の大きな地震も発生しています。
全体的に活発化している傾向にあるため、
気を抜かずに、備えをしておくことが大切になります。

(追記2)
2024年1月1日にM7.6の大規模な地震が発生しました。
身の安全の確保を最優先し、最新の情報に注意しながら
行動してください。

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年に数回程度地震が発生していることが多い

石川県周辺では、地震が発生しやすい震源地が
いくつかありますが、
石川県能登地方に限ってみると、
ここ10年程度は「年に数回程度」の地震が発生していることが
多く、必ず1年に数回は発生している傾向にあります。

例えば、2012年には「6回」この場所で地震が発生している他、
2013年は「1回」、2014年は「3回」、2015年「2回」、2016年「3回」と
年に数回程度の地震が発生しています。

その後を見ていくと、2017年と2018年はそれぞれ「3回」ずつと
なっており、大体このような回数の地震が発生している場所です。

2019年以降は若干増えている

あくまでも回数的なお話であり、
回数は前後するものなので、過剰に心配する必要はない、
と先にお断りしておきますが
「発生回数」だけをデータとして見るのであれば、
2019年以降は、若干増加傾向にあるのも事実です。

2019年は「9回」と、前年までの傾向を大きく上回っていますし、
2020年は「11回」、2021年は11月時点で既に「50回」を超えており、
回数だけで言えば、非常に増えているのも現実です。

不安を感じてしまうと良くないので
補足しておきますが
「必ずしも回数が増える=大きな地震に繋がる」ということではなく
回数が増えても、そのまま沈静化することもあり、
地震は「活発化と鎮静化を繰り返すもの」であることは
覚えておいてください。

ただし、回数自体が増えていることは紛れもない事実なので、
この機に防災グッズなどを用意しておくと、
いざという時の備えにもなりますし、
決して損はないはずです。

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過去に大きな地震は来ているの?

過去に石川県周辺で大きな地震は発生しているのかどうか。

これに関して記録を見て見ると、
ここ100年の間では
1930年にM6.3、1952年にM6.5、1993年にM6.6、2007年にM6.9の地震が
発生していますが、これらはすべて石川県周辺の海が震源と
なっている地震で、
石川県の内陸部に絞ると1933年のM6.0など、限られた数に
留まっています。

ただし、この近辺では、比較的上記のような規模の地震が
起きている、というのは事実で、
さらに過去に遡ってみても、やはり同規模の地震などを
確認することができます。

(追記)
2022年6月にM5.4、最大震度6強の地震が発生し、
翌日には震度5強の地震も発生しました。
今までこの地方では見られなかった活発化が見られます。
マグニチュード自体はそこまで高くはありませんが、
狭い範囲では大きな揺れとなっているので、注意してください。

(再度追記)
2023年5月に最大震度6強の地震が発生しました。
引き続き、活発化が続いているので、注意してください。

(2024追記)
2024年1月1日にM7.6(暫定)の大規模な地震が発生しました。
余震等の危険性もあります。身の安全を最優先に行動してください。

近年、大きな地震が発生した事例は?

では、近年の状況はどうなっているのでしょうか。

石川県周辺ではなく
震源地を「石川県能登地方」だけに限定してお話すると、
2010年以降の記録を見て見ると、
震度5弱以上の地震が発生したのは、
この場所では現時点で、2020年のM5.5(震度5強)と、
2021年のM5.1(震度5弱)の2つのみとなっています。

その後、2022年6月までは大きな地震は発生していませんでしたが
6月にM5.4、最大震度6弱と、その翌日に最大震度5強の地震が
発生し、地震活動の活発化が見られます。
また、2023年5月にも最大震度6強(M6以上)の地震が発生しています。
加えて、2024年1月1日には最大深度7の大規模な地震が発生しており、
この記事を書いた当時よりもさらに地震の活発化が続いています。
最新情報をしっかりと入手し、注意するようにしてください。

現時点ではこれ以外には、震度5弱を超える地震は発生していませんが、
先ほども書いたように、
2020年前後から、地震自体の回数も、この場所で
ある程度増加傾向にあることから、
地震活動が若干、活発化している傾向が見られます。

ただし、地震自体、元々「そういうもの」であり、
活動が活発化したり、鎮静化したりを繰り返すものに
なっているため、過剰に心配する必要はありませんが、
日頃から、備えをしておくことは大切です。

震度4の地震に関しても、
2010年に1回、2015年に1回、2021年に1回、と
比較的大きな地震が発生する回数は、
この震源地では少ない傾向にあります。

どのような心構えが必要?

石川県近辺では、元々定期的に
大きな地震が発生している場所です。
過去100年を見ても、それなりの規模の地震は、
数十年に1回は発生しているので、
今後も「同じように推移する」とは限りませんが、
日頃から、備えはしておいた方が良いでしょう。

また、石川県能登地方を震源とする地震に関しても、
現時点でのここ数年は回数が増えているのは事実です。
回数が増える=大きな地震に繋がる、ということでは
ありませんし、M5クラスの地震が、2020年、2021年と
発生しているため、それらの余震的な活動である
可能性も考えられますが
地震が今後、どのように推移していくかは、
人間には予想できません。

過剰に心配をする必要はない範囲内の地震の回数には
見えますが、そもそも地震と言うのは
「多く発生していても大きな地震が来ない」こともあれば、
逆に「最近全く地震がなかったけどいきない」ということもある
自然災害で、予測は不可能です。

そのため、日ごろから最低限の防災グッズの用意や、
地震に対する最低限の知識を身に着けること、
避難経路や避難場所の確認などなど
”できること”はしておくことをおすすめします。

あとは、費用などと相談しつつ、
余裕があるのであれば、
必要な耐震対策も行っておくと良いですね。

まとめ

石川県能登地方に限らず、石川県周辺は
地震は比較的、起きている場所なので、
定期的にでも良いので、備えを見直しておくと
より安心できるかと思います。

過剰に煽るような情報には注意が必要ですが、
最低限の備えだけはしておき、
油断はしないようにする、ということは大切です。

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