雷警報ってあるの?その答えは…?詳しく解説!

雷が鳴る可能性がある日には
”雷注意報”が発表されます。

言葉の通り”雷が鳴るかもしれない”と、いう
そういう注意報ですね。
実際に注意報が出ている通り、雷が鳴ることもあれば
実際には雷が鳴らずに終わることもあります。

しかしながら、
暴風など、他の気象現象に対しては
「注意報」だけではなく「警報」もありますよね。

では「雷警報」と、いうものは存在するのでしょうか。
その点について見ていきましょう。

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雷警報は存在するの?

「雷警報」というものは存在しておらず
雷に関するものは「雷注意報」が存在するのみに
なっています。

そのため、どんなに酷い雷が鳴ったとしても
「雷警報」というものが出ることはなく
”雷が鳴りそうな段階”でも、
”そこら中で落雷が発生しているような酷い状況”でも
出るのは「雷注意報」ということになります。

注意報と警報の境界線は、意外と曖昧で、
実際に見てみても、
「重大な災害が発生する恐れがあるかどうか」と
「災害が発生する恐れがあるかどうか」の違い、
ということになっており、
定義としてはいまいち中途半端なところもあります。

どうして雷警報はないの?

雷警報がない…と、いうことは、
雷は「軽く見られている」のではないか?と
思ってしまう人もいると思います。

どうして雷警報が存在しないのか、
という具体的な理由については
特に公式で明言されているわけではなく、
「雷警報は存在せず、雷注意報だけが存在する」という
現実がそこにあるだけ…と、いう状態になっています。

とは言え、雷による被害は
毎年出ているのも確かで、
そこまで多い人数ではないとは言え、
雷により命を落としているような人も
実際に存在している…というのが現実です。

また、雷による被害は人的被害にとどまらず、
家電製品などの故障の原因となったりするほか、
建物の火災などの原因にもなることがあります。

そうなってくると、「重大な災害が発生する恐れ」も
あるような気はしてしまいますが、
現時点では「雷警報」というものは
存在していません。

しかしながら、今後に関して言えば、
地球温暖化などの影響により
雷の具合や発生頻度なども、またさらに変わってくることが
予想されます。

そうなってくれば、当然のことながら
このあたりに関しても、見直しが必要になってくるようなことも
出てくるかもしれません。

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「注意報」しかないので、学校などは休みにならない

気象警報などが出ると、場合によっては
学校などは休みになることもあります。

しかし、「雷」の場合に関しては「雷警報」というものは
先ほどから書いている通り存在せず、
「雷注意報」止まりです。
そのため、雷に関しては、どんなに酷い雷が予想されていたとしても
学校が休みになることはありません。

当然、”雷で遅刻しました”も、基本的に
通用しないので、そういった意味では、
ちょっと危険もあるような、そんな感じが
しないでもないですね。

なお、雷が鳴っている際に
一緒に「暴風警報」など、学校が休みになるような警報が
出ていれば、休みになる場合もあります。
(※このあたりのルールは学校ごとに異なる場合がありますので
必ず校則を確認するか、分からなければ先生に確認するようにしてください)

雷は安全ということ?

「雷注意報」しかないということは雷は安全なの?と
思ってしまう人もいると思いますが
そんなことは決してなく、上でも書いた通り、
雷によって人的被害が出ることも実際にありますし、
雷で命を落とす人も実際にいます。

そのため「雷警報」がないから、雷は安全だ、と、
いうことではありません。
この点は勘違いをしないようにし、
落雷などが多発しているような日には特に、
注意しながら移動するようにしてください。

行動によっては、重大な事故に繋がる可能性も
十分に考えられますので、この点は気を付けるようにしましょう!

今後「雷警報」が作られる可能性は?

今後、雷警報が作られる可能性は
あるのかどうか。

これに関しては、「大きな変化」があれば、
作られる可能性も0ではありません。

と、いうのも別に警報の種類を増やしてはいけない、という
法律はなかったと思いますので、
必要な手続きを行政側が行えば「雷警報」を新設することは
十分に可能でしょう。

しなしながら、「今年は雷が多かった」だとか
「雷で数人・数十人の被害が今年は出た」だとか、
そのぐらいのことでは、今の状態が変わることは
ないかと思います。

実際に毎年のように、各地で雷が鳴ったり、
雷による被害が出たり、命を落としたりしている人は
いるわけですが、
それでも雷警報というものは今現在作られていないわけです。

そのため、今後、地球の環境がさらに変化して
雷が今よりも大幅に増えたり、
落雷による犠牲者が大幅に増えたり…
そういった”よくないこと”が起きたりでもしない限りは、
雷警報というものが新設されることは
ないかと思います。

というわけなので、
数年後に「雷警報」ができる、とかそういうことは
流石にないと思いますが、
何十年、何百年もすれば地球の環境も変わり、
そういった必要性が出てくることもあるかもしれません。

まとめ

雷に関しては、今現在では
「警報」は存在しておらず
「雷注意報」のみが存在している状況です。

そのため、学校などが休みになることはありませんが、
それでも、実際に雷によって命を落としている人は
”大勢”ではないとは言え、実際にいるわけですから
そういった部分に関しては
しっかりと認識して、雷が酷い場合は危険な場所には
近寄らないなどの対策が必要になります。

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