雷の前兆!雷の前触れを知り、雷から身を守りましょう!

雷がなる前には、必ず前兆というものがあります。
いきなり、前兆もなく雷が鳴り始めるようなことはまずありません。

その”雷が鳴り始める”前兆を知ることができれば、
雷の動きもある程度予測できますし、
雷から身を守るための知識としても役に立ってくれるでしょう。

必ずしも全ての前兆があるわけではありませんし、
状況によって、雷が鳴り始める前の前兆は異なりますから、
あくまでも、その場その場で判断するようにしましょう。

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雷が鳴り始める前の前兆は?

雷が鳴り始める前には、色々な前兆が必ず
あるかと思います。
その前兆はその時によって様々ではありますが、
ある程度、雷が鳴る前には、
決まって起きることがあります。

それらを一つ一つご紹介していきます。
雷は、人間に直撃する可能性としては
低い(宝くじの1等が当たるぐらい)と言われていますが、
可能性は0ではありませんから、
その点は注意しておきましょう。

では、雷が鳴りだす前に、どのような前触れが
あるのでしょうか。それを見ていきましょう。

①周囲が急に暗くなる

雷が鳴りだす前には、周囲が急激に暗くなることが多いです。
特に、それまで晴れていたのにも関わらず、
突然急に暗くなってきた場合は、ほぼ確実に雷が
鳴ってきますから注意しておきましょう。
場合によっては、昼間なのに、夜のように暗くなったり
することもあります。
見た目や雰囲気からして、明らかに怪しいのは
分かると思いますから、なるべく早めに室内に避難するようにしましょう。

ただ、暗くなってきていない場合に関しても、
雷が鳴る可能性もありますから、注意おいてください。
晴れた状態のまま、雷鳴が聞こえてくるようなことも、
時々ありますから、注意です。

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②突然の雨が降り出してきた

突然の雨が降り出してきた場合は、
夕立だとか、ゲリラ豪雨の類の可能性があります。
そういった雨の場合は、激しく雨が降り、
雷を伴う可能性があるので注意しましょう。

特に、①で書いたことと同じように、
突然周囲が暗くなってきたような場合は、
雷が鳴りだす危険性がありますから、
注意しておくと共に、安全な場所に移動できるのであれば、
安全な室内に移動するようにしましょう。

ちなみに、雷が鳴りだす前には、必ず雨が降るとは
限りません。
逆に、雷が先で、後から雨が降りだすような場合もあります。
これは、その時によって異なりますから、
場合によって判断するようにしましょう。

③風が変わった

突然、空気が変わった場合に関しては注意しましょう。
雷が鳴り始める前は、突然「ひんやりとした空気」や
「冷たい空気」などが吹いてくる可能性があります。
それまで無風だったのに、急に風が吹いて来たりした場合は
注意する必要があります。

基本的に風が吹いてくるだけ、ということはなく
雷の前触れである場合は、
周囲が暗くなったり、雨が降ってきたりするかと思います。
これまでに書いてきた①、②ような前触れと共に、
空気も冷たくなってきた場合に関しては、要注意です。

④稲光が見えたり、遠くの空が光っている

雷は鳴っていないけれど、
遠くの空が光っているような場合は、注意したほうが良いです。
これは、光っている方角で、雷が発生しているということです。
雷の音が聞こえない場合でも、注意するようにしておきましょう。
また、雷の光だけ見える場合、その地域での雷は、そこそこ強い
雷だと思いますから、もしも遠くの空に雷が見えるような場合は、
時間に余裕を持って、安全な室内などに移動するようにしましょう。

雷雲進行方向によって、
遠くに光が見えた場合でも、そのまま雷が鳴ったり、
雨が降らないで済む可能性もありますが、
それだけ近くで激しい雷がなっているということですから
周辺の待機状態が不安定になっている!ということは確かなことです。
できる限り、安全な場所に、移動するように心がけた方が、
良いかとは思います。

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⑤雨のニオイがしてきた

雨が降り出す前に、周辺でゲリラ豪雨などがあると、
晴れていたり、曇っていたりする場合でも、
雨のニオイが漂ってくることがあります。
意味も無く、雨のニオイだけ漂ってくるようなことはありません。

この場合、雨が、近くで降っているということですから、
近いうちに雷が鳴り出してくる可能性も十分にあるのです。
もちろん、雨だけで済む可能性もありますが、
真夏だとか、雷の鳴りやすい季節の場合は、
雷が鳴る可能性は非常に高いですから、注意しましょう。

もちろん、雨雲の進行方向の関係性で、
雷が鳴ったり、雨が降らないこともありますが、
備えはしておくほうが良いかと思います。

⑥注意報などが発令された

雷の注意報などが気象庁から発令されたり、
天気予報などで、雷にご注意下さい、だとか
そういう予報が出ている場合は、
雷に注意しましょう。

注意報が出たり、天気予報で雷について
言及されている場合は、そういう兆候があったり、
気象条件が、雷の発生しやすい条件になっているわけですから
注意しておく必要があります。

⑦午前中から積乱雲が見える場合も注意

夏の空には、午前中から、積乱雲が見える場合があります。
積乱雲が見える場合は、午後に天気が崩れる可能性もありますし、
積乱雲が発達してきたり、近づいてきたりする場合は
要注意です。
ただ、午前中に積乱雲が遠くに見える場合も、
必ずしも、天気が崩れるわけじゃありませんし、
逆に、午前中に積乱雲が見えていない場合でも、
午後に天気が崩れるとは限りませんから、
あくまでも参考程度しかなりませんが、
午前中からモクモクしているような天気の方が
午後に天気が崩れる可能性は高いので、注意はしておきましょう。

雷の前触れを感じたら…?

雷の前触れとなるものを感じて
「そろそろ雷が鳴りそうだな」と思った場合は
可能な限り、安全な場所に移動するようにしましょう。
あまり神経質になりすぎる必要もありませんが、
雷が鳴ってくれば、雨も降ってきますし、
できる限り、屋内に移動しておいたほうが
良いかとは思います。

やむをえない場合は、雨具などを用意するなどして、
準備をしておきましょう。
また、別記事で書きましたが雷が鳴っている際は
”広い場所”
”高い場所”
”木の近く”には近寄らないようにして下さい。
雷が鳴りそうな雰囲気がある場合、
これらの場所にもし自分がいるのであれば、
出来る限り移動するようにしたほうが良いかと思います。

雷の発生地点を調べる方法

現代では、雷の発生地点や、現在、雷が
鳴っている場所を手軽に調べることができます。
いくつか、雷の現在位置などを表示しているサイトはありますが、
一番分かりやすいのは、気象庁が提供している
雷レーダーでしょうか。

雷の現在の鳴っている場所、要注意の場所が
色で分けられているほか、
雷の活動度が4段階で表示されているため、
非常に分かり易いです。
また、10分ごとにデータも更新されるので、
かなり分かりやすく、利便性のあるものになっています。
雷が鳴りそうだな?と思ったときは、そういったものも
チェックしてみると、良いかと思います。

まとめ

雷は鳴りはじめる前に基本的には前触れがあります。
稀に、暗くもなっておらず、雨も降っていないまま
雷が突然鳴ることもなくはないですが、
多くの場合は、上でご紹介したようなことの
いずれかを感じるかと思います。

雷で人間が犠牲になるようなことは滅多にないですが
それでも可能性は0ではないですし、軽い怪我をしたりだとか
雨に濡れたりだとかそういうことはあるかと思います。

雷の前触れを感じたのであれば、可能であれば安全な場所に
避難することが、望ましいです。

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