地震災害後の被災地に年賀状を送っても大丈夫なの?

地震災害などが発生した際に、
被災地に住んでいる人に年賀状を
送っても良いのかどうか。

これは、悩むことだと思います。

年賀状が励みになる!という場合もあるかもしれませんし、
それどころじゃない!という人もいるかもしれません。
中には嫌な気持ちになる人もいるでしょう。
これは、受け取る側の状況や考え方によって、それぞれです。

地震災害後の被災地に年賀状を出しても良いのかどうか、
これに、厳密な答えはありません。
出しちゃいけない、という決まりはないのです。

では、どうすれば良いのかを見ていきましょう。

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被災地に年賀状を送る際のポイント

被災地にいる方に年賀状を送る際には
色々なことに注意する必要があります。
ただ、親しい間柄であれば、あまり深く考える必要は
ないかもしれませんが、
それでも、被災地の状況は非常に大変ですから、
できる限り、配慮できる部分は配慮しながら、
注意するべき部分は、注意するようにしましょう。

注意するべきポイントをまとめていきます。

本当に必要かどうか考える

相手が年賀状を必要としているかどうか、
考えることは大切です。
例えば、相手と連絡が取れるのであれば、
それとなく聞いてみるのも良いかと思います、
連絡が取れているのであれば、わざわざ年賀状を送ったりせず、
メールなどで新年の挨拶を済ませるのも一つの方法です。

相手が年賀状を必要としていないのであれば、
送らない方が良い場合もあります。
親しい相手なのであれば、単刀直入に聞いてみるのも
良いかもしません。

ちなみに、寒中見舞いにしても、それは同じことです。
形式よりも「いる」か「いらない」か。
年賀か、寒中見舞いか、よりもはがきが邪魔になってしまうか
ならないか、そこを確認することが大切であると思います。

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文面は深く考えない方が良い

文面に関しては、深く考えなくても良いと思います。
「送る」と決めたらいつものように、送るのが一番良いでしょう。
被災したことへの言葉などを添えておき、
あとはいつも通り、が一番良いかと思います。

変に気を遣いすぎてしまえば、自分も相手も疲れてしまいますし、
どんな風に受け止めるかは相手次第なので、
年賀状の文章に正解などないのです。
色々な細かい文言・礼儀作法などを書いているところも
ありますが、実際のところは、正解などありませんし、
あまり形式にこだわりすぎなくても良いと思います。

年賀状を送る相手のことは、ネット上でこんな風に
説明しているサイトよりも、
一番良く知っているハズです。
相手の性格や状況をよく考えながら
送っても平気かどうか、送らない方が良いかどうか
考えるのが一番手っ取り早いと思います。

結局のところは”相手がどう感じるか”ですから、
礼儀作法で〇〇した方が良い、なんて書かれていても
相手が嫌な気分になる可能性もありますし、
逆もまたそうです。

郵便事情はよく考えて

被災地に年賀状を送っても
「それがちゃんと届くかどうか」は分かりません。
例えば、郵便自体が混乱している可能性もありますし、
建物の倒壊などがあり、郵便物がしっかりと
届かない可能性もあります。

こうした、被災地の状況に関しては
しっかりと把握しておく必要があると思いますし、
あまり無理なことはしないようにすることが
大切なポイントであるかと思います。

郵便事情はよく考えることが大切です。
年賀状を送る前に、しっかりと確認しておきましょう。

相手の状況もよく確認して

年賀状を送りたい相手の状況もよく確認することが
年賀状を出す前に大切なことになります。
例えば、嫌なことではありますが、相手が亡くなっていないかどうか、
これは最低限確認してから送る必要があるかと思いますし、
もしも、災害後に音信不通になっている場合は、
存命の場合でも、それどころではない、という状況が
簡単に伝わってくるかと思います。
その場合は、年賀状を出すことに関しては
慎重になった方が良いでしょう

また、相手が大怪我をしている場合や、
自宅が全壊して、どこかに避難している場合など
色々なことが考えられます。
相手との連絡が取れる場合に関しては、
そのやり取りを元に、相手が今、どんな状況に置かれているのか、
ということをしっかりと考えた上で、
行動していくことが大切になるかと思います。

年賀状を送りたい相手のご家族や親族の方が
被害に遭われている可能性も否定はできませんので、
不安であれば、寒中見舞いなど、年賀状以外の(喪中を避ける為)
形式で送るのも良いかと思います。

が、一番大事なのは相手がどう思うか、です。
相手の状況、性格をよく考えた上で、
どうするべきかを決めるのがベストでしょう。

喪中には年賀状は…と言う決まりはあっても、
被災地に対する年賀状の具体的な決まりはなければ
正解もありません。
ですので、最終的には”自己判断”が大切になるわけです。

まとめ

被災地にいる方に年賀状を出す…
色々と悩ましいことだと思います。
本当に軽々しく年賀状を出しても良いものかどうか、
色々と悩むこともあるでしょう。

ですが、一番大切なのは風習だとか、
そういうものではなく、
相手と自分がどう思うか、です。

どんな状況であれ、相手がもしも喜ぶのであれば
年賀状を送るのは充分にありですし、
LINEやメールで済ますことのできる間柄なのであれば
わざわざ年賀状を送らなくても良いでしょう。

自分と相手の間柄、相手の状況、
こういったものをしっかりと考えることが大切になるのです

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