雷注意報が出ると、必ず雷が鳴るの?その答えは?

雷の危険性が出てくると
「雷注意報」というものが発令されます。

これは、単純に”雷に注意してくださいね”という
レベルの意味合いのもので、
雷だけで、避難指示などが出たりすることは
基本的にはありません。
(豪雨がセットになっていれば出ることはありますが
雷が鳴るだけの場合は、そう言う決まりはないです)

では、この”雷注意報”が出ると
必ず雷が鳴るのかどうか、
この点について解説していきます。

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注意報が出る=雷が鳴る、ではない

雷注意報は、あくまでも警戒を
呼びかけるためだけのものであり、
”必ず雷が鳴る”と、いうものではありません。

そのため、雷注意報が出ても、
実際のところ、雷が鳴らないことは
”よくある”ことです。
それどころか、場合によっては雨も降らないこともあります。

もちろん、雷注意報が出て、
そのまま雷が鳴るようなこともありますが、
逆に雷が鳴らず、雨も降らない、
ということもある、ということですね。

「雷注意報」が出ても「必ず雷が鳴る」
ということではありません。

注意はしておいた方がいい

雷注意報が出ても、
雷がならないことはよくあることです。

しかしながら、”何の意味もないのに雷注意報が出る”ことは
ありませんので、
雷注意報が出ている以上は、
ある程度の警戒はしておいた方が良いと思います。

例えば1日中晴れの日で、
特に大気の状態も不安定ではないような日に
意味もなく”雷注意報”を出したりすることはありませんから、
”雷注意報が出る”と、いうことは
ある程度そういう何らかの要素がある、
ということになりますからね。

”もしかしたら雷があるのかもしれない”ぐらいには
思っておいた方が良いでしょう。

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比較的安易に出る注意報

雷注意報は、発雷確率が「低い」時でも
大雨などが予想されていると、
結構、安易にホイホイと発令される注意報です。

実際に私も、雷注意報の動きなどを
よく見ますが
素人目でも”もう明らかにこれで雨は終わりだろう”という
タイミングでも、無駄に雷注意報の時間を突然延長し、
結果、もちろん雷どころか、雨もなかった…みたいなことも
結構見ますし、
ニュースでも発雷確率は低く、”雨だけ”みたいな感じに
なっているにも関わらず、雷注意報が出ていて、
”案の定、雷が鳴らなかった”みたいなことも
よくあることです。

雷注意報は比較的
”念のため”レベルにしか思えないようなタイミングでも
発令される注意報になりますので、”発雷確率はほとんどないような日でも”
出ていることもある、ということは覚えておきましょう。

注意報が出てなければ絶対安全なの?

逆に「雷注意報」が出ていなければ
絶対安全なのかどうか。
と、言われればこの答えもNoです。

ただし、上でも書いたように
「雷注意報」は”かなり神経質に発令される”もので、
”ほとんど雷が鳴る危険性はない”と言えるような時でも
発令されていることが多いために、
”雷注意報が出てなければ雷が鳴らないというわけでは
 ないものの、可能性は限りなく低い”と、
言うことは言えると思います。

実際に雷注意報の推移をみていると
”出ているけど、鳴らなかった時の方が多い”レベルで
かなり早い段階で”ほんの少しでも可能性があれば”
出ているようなものなので、
雷が実際になるような場合、
ほとんどの場合は「雷注意報」は既に出ているかと思います。

ただ、急激に雨雲が発達した場合など、
そういった場合などに、雷注意報が間に合わない場合も
可能性としては0ではありませんので、
雷注意報が出ていなくても”絶対に雷が鳴らない”ということではない、
ということは覚えておきましょう。

注意報の発令時間の間、ずっと鳴ることは少ない

雷注意報は時間ごと区切られて
注意するべき時間帯が表示されていますが、
基本的に”雷注意報の最中ずっと雷が鳴っている”と、
いうことではありません。

この時間の中のいずれかの時間になる可能性が
高いですよ、ぐらいの意味合いだと考えておいてください。

例えば、雷注意報が
午前9時から午後6時まで出ていた場合、
9時間ずっと雷が鳴っている、ということではなく
雷が鳴るのは、その間の1時間とか、そのぐらいの
時間である場合が多いです。

もちろん、一度雨などが止んでも
再度繰り返すような場合もありますが
”雷注意報が出ている際に、雷が鳴るとしても、
その時間の間ずっと雷が鳴り続けるわけではない”
と、いうことは覚えておくようにしましょう。

あくまでも、期間内の時間のどこかで鳴る可能性が高い、
と、そういうことになります。

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雷注意報の期間が延長されることはあるの?

雷注意報の時間は、
延長されることはあるのかどうか。

これは”ある”というのが答えで、
例えば「18時~21時まで」だったものが、
「18時~24時まで」に延びたりすることは
珍しいことではありません。

確認すると、急にこっそりと長引いているような
ケースもよくあるので、
雷注意報が気になるのであれば、
最新の情報をしっかりと確認することが
大切になります。

雷注意報の期間が短くなることはあるの?

こちらの方が可能性としては
少ないような感覚ですが、
これも実際にあることで、
例えば18時~24時の範囲内に雷注意報が
出ていたとしても、
思った以上に早く大気の状態が安定するなどすれば、
21時から24時の範囲内の雷注意報は消えて
期間が短くなることは実際にあることです。

もちろん、雷注意報が消えたからと言って、
100パーセント雷が鳴らない、と断言することは
できませんが、
雷注意報が予定よりも早く解除される、ということは
それなりに大気の状態など、そういった要素が
安定してきていることを示しているので、
その点に関してはある程度安心しても良いかと思います。

まとめ

雷注意報は、かなり早い段階で
”念のため”レベルで発出されることが多く、
実際には雷が鳴らないことも多いです。

もちろん注意するべき状態であることは確かですが、
”雷注意報が出る”=”毎回雷が鳴る”ということでは
ありませんので、その点は覚えておきましょう。

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